ABOUT

南国・鹿児島は、サツマイモづくりに最も恵まれた土地のひとつ。
火山灰を含むシラス台地は水はけがよく、根が深く伸びることで、芋は余分な水分を逃がしながらゆっくりと甘みを蓄え、温暖な気候と昼夜の寒暖差が、なめらかでしっとりとした食感と、濃厚な香りを育てます。
「3515」では、こうして育った鹿児島のサツマイモの中でも、特に糖度と風味に優れた“紅はるか”のみを厳選。自然の力だけで高い糖度を実現し、焼き上げると蜜があふれるような濃厚な甘みを持ちます。

収穫した紅はるかは、まずキュアリング処理を施します。表面の傷からの雑菌の侵入を防ぎ、腐りにくくする大切な工程です。その後、最適な温度と湿度のもとで静かに眠らせ、日々変化する芋の状態を見極めながら丁寧に管理します。
時間をかけ、でんぷんが糖へと変わることで、舌の上でとろけるような甘みと濃厚な香りが生まれます。芋ひとつひとつの状態を見極め、時間をかけて熟成させる、それが「3515」の紅はるかの甘さの秘密です。

「3515」の焼き芋は、紅はるか本来の甘みと食感にこだわっています。
熟成を経た紅はるかは、大きさや形に応じて焼き方を調整し、専用の焼成機で丁寧に焼き上げます。
外は香ばしく、中は蜜を含んだようにしっとりと柔らかく、口に含めばとろける甘さが広がります。一手間、一工程にまでこだわることで、「3515」ならではの極上の焼き芋が完成します。